国会における、高市総理の発言に端を発した日中問題が、オールドメディア、SNSで対立を深めている。
オールドメディアでは総理に否定的な意見が多く、SNSでは肯定的な意見が多いように思う。
自由に意見が言えるのは、民主主義国家の最大の利点であり、現代の中国、ロシア、北朝鮮や、昔の軍国主義の日本では考えられないことである。
あまりに熱狂的な意見が飛び交うことには恐怖を感じる。特にSNS上の高市総理擁護の熱に侵されたような意見が多いのには驚きである。
高市内閣を否定するわけではないが、発足後まだ日も浅くこれと言って結果が出ているわけでなく成果が出るのは早くても半年後ぐらいだと思うが、それからの評価すべきではないだろうか!
TBS放送の(報道特集)という番組で高市総理の中国問題に対して、批判的な発言をしたキャスターたちが、ネット上でたたかれている。誹謗中傷と言えるほどの内容のものもある。
偏向報道が多いから番組自体を失くしてしまえというような乱暴な意見も見受けられる.
私は、この番組を評価している、なぜなら兵庫県知事の問題のとき、現在起訴後書類送検された立花孝志に対して批判的な報道を一貫して行っていたからである。当時立花孝志に対して賛同する意見が、ネット上に蔓延していたし、彼のネット情報をうのみにしていたTV番組やコメンテイターが多くいた。
この時も(報道特集)はネットで、偏向報道とたたかれていたが、彼らは決して屈さなかった。一方当時、立花を擁護していた番組やコメンテイターは、今だんまりを決め込んでいる、あの騒ぎはいったい何だったのだろう?
多くの問題の結果はすぐに出るものではなくて、ある程度の時間が必要なのであるである。
偏向報道というならば、SNSも同じく偏向報道であり、意見が対立しているからと言って、このような誤解を招く言葉を使うのは、もうやめにしたらどうだろうか。
それとオールドメディアという言い方も、古いものはだめだと否定されているようで我々高齢者はあまりいい気分はしない。
日本は自由に意見が言える素晴らしい国である、中国、ロシア、北朝鮮のような独裁国家では政府を批判するような意見を言えば,すぐに拘束されてしまうのである。香港の民主化運動がどうなったか私たちは見てきたはずだ!
対立する意見を全否定するのではなく、相手をリスペクトし、お互いの意見を認めるようにならないと問題は解決していかないと思うし、冷静さを失えば日本の未来はないと思う。

コメント