半導体?

この歳まで、半導体が何かわからず、さして興味もなかったのだが、車、電気製品、携帯と私たちの生活のほとんどが半導体より成り立っていいるばかりか、外国との輸出入、敷いては世界の国際状況も、半導体の影響を受けていることを知り、半導体の基礎知識ぐらい身につけなければと思い自分なりにまとめてみようと思いました。

半導体とは電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の両方の性質を兼ね備えた物質であり、原材料としてはシリコンである。シリコン自体は電気をほとんど通さないが不純物を添加することによって、電気を通すようにしている.シリコンの主な生産国は中国、ブラジル、ノルウェーである。

半導体の歴史・・・・1940年代トランジスタの発明が半導体の始まりである、それまでの真空管に変わり小型、効率的な電子部品として注目された。
1960年代には集積回路が発明され、単一のチップ上に複数のトランジスタを配置し、より高度な計算ができるようになった。結果、計算機の小型化が飛躍的に進んだ。1970年代にはマイクロプロセッサができ、それまでコンピユターと言えば企業用の大きな物しかなかったのが家庭用のパーソナルコンピユターが普及するようになった

半導体の種類
ロジック半導体・・・・制御・演算 CPU・機器の頭脳
                 GPU・画像処理が得意
メモリ半導体・・・・・記録・保存 メモリ・短期記録
                 SSD・長期記録

半導体をめぐるビジネスの変遷
1970年代は、トランジスタやICの発明によりアメリカが優位にたった。
1980年代は、メモリ半導体で日本が優位に立った。
1990年代には、ロジック半導体では、アメリカのインテルや韓国のサムスンが台頭し日本は流れに対応できなかった。

半導体製造の開発の変革…半導体には設計ファブレス)、製造ファウンドリ)があり両方一社でできるのは巨大企業のインテルとインテルとサムスン位であり、設計ではアメリカのエヌヴィディアクアルコムであり、製造では台湾のtsmcである.
特にエンヴィディアは生成AI、チャットGPTにより需要が激増し株価も2010年から200倍にも上がっている。
tsmcは中国からの圧力に経済的に対抗するため、多額の補助金を国家が負担し全世界に製造地を広めていて、日本では熊本菊陽町に第一第二工場を建造し、日本経済の発展に貢献している。

日本ではラピダスが半導体産業の復権を目指し、日本政府から2兆円規模の支援を受け,北海道千歳市に製造工場を、今年4月より稼働さしtsmcにに追いつこうとしている。
今度こそ、世界にに遅れることなく日本経済の牽引車になることを願うばかりである。


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