高齢者ドライバーの規定は65歳以上のドライバーということで、私も十分該当しています。アクセルとブレーキの踏み間違え、道路の逆走とテレビを賑やかしています。
もちろん高齢者のみが事故を起こしているわけでなく、令和1年以後事故件数は減ってきているようで、そもそも高齢者の数が増えているのだから致し方ないようにおもわれる。
高齢者ドライバーの特徴はいくつかあります。(自分が思い当たる事柄を述べます)
⑴視力の低下により距離感覚がわかりづらくなる。
確かに若いころと比べてブレーキをかけるタイミングが早く、特に夜の運転は対向車のライトが眩しくて、より距離感覚がわかりづらくなっています。老眼のせいで遠くはそこそこ見えるのだが、近くのメーター類やカーナビの画面が見にくくてたまらない。
⑵認知機能と反射神経の鈍化でとっさの動きができなくなる。
昔のマニュアル使用の車なら、クラッチを踏みキー差し込んで回せばエンジンがかかるという単純なものであったが、最近の車はいろいろ便利で安全にはなったが、いろいろスイッチを押さないと動いてくれない、若い人なら何でもないことだけど認知機能の低下した高齢者にとってこれが一苦労なのである
⑶体力の低下により集中力が持続できなくなる
若い頃は遠出をしても2時間に1度の休憩で十分だったのが、今では2時間も続けて運転すれば目、腰、肩の疲れが激しくたまったものではない。早く完全な自動運転ができないものかと祈るばかりである。
⑷思い込みや過信による不注意がふえる
運転だけでなく、以前できていたことが今も当然できると思い込み、失敗することが多々あり、これが年を取るということと、頭ではわかってるのだが認めたくないのか,ついつい同じ失敗をしてしまう。
運転に関しては次にどのような危険が起こるという想像力が失われてきているように思われます。
例えば、T字路で右折する場合、左見て、右見て、左見て発進なのだが、左右見て発進してしまうということです。
高齢者運転のデメリットばかり述べていると、気が滅入ってしまうので、ここで少しメリットを述べさせてもらいます。
⑴各機能の低下によりスピードが出せなくなり、自然と安全運転になる。
若い時は車の運転中、追い越されるとイラッとし追い越そうとスピードアップしたものですが、最近はどうぞお先にと自分の能力がわかってきて、安全運転を心がけるようになりました。
だから最近話題の煽り運転も高齢者が加害者という事例はあまり耳に入ってっきません。
⑵自立性の維持ができ社会とのつながりができる
運転ができることで、買い物や通院などの日常生活の活動を自立しておこなうことができ、社会とのつながりが維持できるようになることで精神的健康が得られ認知症防止にもなると思います。18歳の時から車を動かしてきた、私にとっては運転はやはり楽しいです。
次の免許更新では73歳で、高齢者講習を受けなければならない私ですが、あまり長く歩けない体なので、まだ免許を返納する気ににはなっていません
運転する限りは、安全運転を心がけ、日々過ごしていきたいと思っています。
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