趣味とは

時間を持てあます老後になって、私の趣味は何だろうと、自問自答してみたが、特に見つからず

そもそも趣味とはどういう意味なのだろうと思い調べてみた。

趣味とは人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返し行う行為、事柄で読書、音楽鑑賞、絵画、旅行、ガーデニング、ゲームなどさまざまなものがふくまれ、リラックスできたり、新しいスキルを学べたり、友人を作ったりすることができるもである。

特にこれが趣味だと、難しく考える必要がなく、普段自分が好きでやっていることが趣味ならば

テレビを見たり、ユーチューブを見たり、極端なことを言えば、眠ることが好きならば、睡眠も趣味と言えるので、このまま何の趣味もなく、老後の残り少ない時間を無駄に過ごすのかと、ややうつ状態になっていた私にとって、気持ちが大変楽になった。

人はどうして他人の評価をいくつになっても、気にするのだろうか？
仕事もリタイアし，プレッシャーを感じることもないし、人間関係のわずわらしさからも解放されたのに、人に認められたいという、承認欲求はなくならないもだと、つくづく思う。

生きがいがないと、生きている意味がないという、風潮があるが、趣味と同じで、別になくても構わないんじゃないかな。

ただ生きているだけでも、他人に迷惑をかけていなければ、それはそれで、立派な人生だと思う。

私は、人間も自然の一部だという考えで、他の動物や、植物と同じであり、特に人間だけが特別な存在であると思えない。人間が本当に優秀ならば、今の世界情勢のように、各地で戦争おこり、社会的弱者が犠牲になっていく悲惨な状態にはなっていないと思う。シリアのアサド大統領のように多くの国民を犠牲にしておきながら、自分の身に危険が及ぶとなればとっとと、ロシアに亡命するとは……

戦争のない日本でも、日々のニュースを見ていると、富と地位を得たものが勝者で、ないものは敗者だと考えさせられるような事件が多い．そこに何の優しさも感じられない。

弱肉強食、これも自然界の摂理なら、悲しいけれど人間も、やはり自然界の一部なのであろう。