神とは! - botibotiblog

神とは!

神というものを私は70歳を超える今まで、真剣に考えたことがない。勿論正月には神社で手を合わせるし、仏の前でも手を合わせるが、特定の神に心酔した経験は一度もないので世間一般で言われる無神論者なのであろう。

万能な神が本当に存在するのであれば、パレスチナ自治区のガザやウクライナの戦争で悲惨な目にあっている多くの人々に救いの手を差し伸べるはずである。
人の手でどうにもできない、苦難に遭遇した時、希望の最後の砦として神の存在を認めるようになるのではないのかな?だから私が無神論者なのは、一度も本当の絶望を味わってなく、幸せな人生を歩んできたからなのであろう。


天国と地獄の考え方にもずーと疑問を感じてきた。この世で功徳を積めば天国に行け、悪い事をすれば地獄に落ちるというが,神様がそんな不平等で脅迫じみたことをするのだろうか?どうも納得がいかない。
天国も地獄も、あの世にあるのではなく、この世にあるものである.

私の、全く、かってな解釈なのだが、神も仏も、神社や寺院にいるのではなく、それぞれの人の心の中に存在するもので、同時に鬼も、悪魔も心の中に存在するのである。

要は心の中のバランスの問題であり、神の部分が多い人間は善行をなし、悪魔の部分の多い人間は悪行ををなすのであり、またそのバランスは何時悪いほうに傾くか分からないので、人は常に心身を鍛えることにより徳を積み生きていかなければならないと思う。偶像崇拝のような他力本願の考え方でなく、己を磨き自力本願で人生歩まなければならず、そのような人間が増えていくことにより少しづつ世の中が良くなっていくのではないだろうか!

神は人の心の中に存在するものである!


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