調査によると2024年には不登校の小中学生が34万6000人達し、前年度から約16%増加
しているようです。
不登校の定義は、病気やケガ以外で年間30日以上休むことで、これほど増えているのには
正直驚きました。
原因としては
1.心理的・社会的要因;友人関係の問題などで不安や無気力になってきている。
2.生活リズムのの乱れ;コロナ禍の影響で生活リズムが崩れ、学校に行く意欲が
減少しているケースが多いと言われている。
3.保護者の意識変化;無理に学校に通わせない保護者が増えていることも影響し
ている。
4.学校の対応不足;特別な配慮が必要な子供への支援が不足している。
今の子供たちは人とのかかわりの訓練があまりされていないのだと思います。
私たちの小さい頃は、ガキ大将がどこにでもいて、陰湿ないじめとかは許されなっかたし
下級生の世話は上級生がするというような、暗黙の了解ができていたので、不登校の人がいた
という記憶がありません。
昔は学校を休もうと思っても、両親ともやることが多くて構ってもらえず、家にいても食事にありつけないので給食のある学校に登校していたと思います。
保護者が無理に学校に通わせない考え方に、変わってきている。確かに無理やり学校に生かすのではなく、学校生活が長い人生のすべてではないのだから、本人の意志で登校するのを待つのも一つの良い方法だと思います。
学校の対応不足については、今の先生の仕事量が、昔と比べて格段に多くなった結果、先生方の手が回らなくなっているんだと思います。これは保護者にも責任があるように思います。過度に先生に子供の教育を求めすぎだと思われます、子供の教育は学校と保護者の協力により成り立つものですから。
不登校の対策としては、心理カウンセラーと連携して、子供たちの不安を取り除いていくようにする必要があり、フリースクールなどを利用し、人間関係を構築していかなければならないと思います。
この問題は子供たちの心という、非常にデリカシーな問題に対峙しなければならないので、大人の常識だけでは解決ははできないと思われますが,未来ある子供たちのために、大人が悪戦苦闘して解決していかなければならないと思います。
建築ひとくち知識
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