富士登山

富士登山で弾丸登山や外国人によるオーバーツーリズムの問題がニュースを賑やかしている
山梨県側ではゲートが設けられ料金を取り、一日の登山人数が予約制になり混雑がかなり軽減されたみたいである。
一方何の規制もしていない静岡県側では山開きの日に悪天候により三人の方がなくなられたようである
私は富士山に登ったこともなく，若いころはいつか登りたいと思っていたが高齢にもなり持病もたくさん持っているので夢は捨てたのですが、やはり日本人にとって富士山は魅力のある山です。だからと言ってマナーを守らず、悪天候を顧みず無謀な登山をするのは間違いである、静岡県側のルートも国との調整等色々問題がありそうですが対策を講じてもらわないと、一部の不心得もののためにそれこそ命がけで救助に向かわなければならない山岳救助隊の方々が気の毒でならない。

私には分からない、なぜ命がけで弾丸登山をし頂上をめざすのか？　それほど富士山頂で見る日の出に魅力があるのだろうか…日本全国どこでも日の出は見られるし朝を迎えるのはどこにいても気持ちのいいもののである、山あいで独りで見る日の出もそれなりに感慨ふかいものである。

SNSの発達で最近は観光地やレストラン等に行列ができスマホをかざして皆が写真を撮ている、これで思い出になるのだろうか….高齢者の私の経験から言わせてもらうと思い出とは心の中にに焼き付いている情景であり、写した写真ではない。

せっかくの人生の思い出づくりなのであるから無理のない計画で、安全な装備で大人としてのマナーを守り楽しく登山をしてもらいたいです。