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家族の絆とは!

最近のニュースで、心が痛むのは子供が親を殺害したとか、孫が祖父母を殺害したとか、親族間の争いの多い事である。

統計によると、家庭内暴力は、2000年には200件ぐらいだったのが2024年には約9000件ぐらいになっているとのことです。

この増加の背景には、法改正による家庭内暴力の事件化により以前は『しつけ』として見過ごされていたことがあるそうです。そして驚くべきは日本で起こる殺人事件の半数が親族間の争いであり特に多いのが配偶者間の争いによるもだということである。

現代では、家族の絆、思いやりがどんどん希薄になってきているのだろうか?
私たちが育った頃は、家の中では父親の権力が絶対的で、次に母親、次に子供それも生まれた順番にえらいと決められていた。入浴も食事も父親が一番だった。いわゆる家長主義である。

その頃は、家でも学校でも、年上の人間に逆らうことは許されなっかた。
私は家庭の中では末っ子で、理不尽さを感じていたものの、あえて逆らうということはしなっかた。

社会に出てからも、会社の方針に従って従順にに生きてきた。

ところが結婚を機にこの長い物には巻かれろという考え方が、少しずつ変わってきた、もちろん世の雰囲気も高度成長期には入り変わってきていた。いわゆるマイホーム主義である。

私は高齢者になった今でも、世の中すべてを敵に回しても、自分の家族だけを守ればいいという考え方である。守べきものはできるだけ少ないほうがいい、若い頃武道をやっていた時に、体のすべてを防御しようとしても不可能なことで、多くの部位を犠牲にしても、致命傷になる部位さえ守れればよいという考え方があったからである。

今の世の中、家族の絆が薄れたせいで、夫婦間のDV,親子間の虐待が増えている。家族間でお互いに対する思いやりの欠如の原因は貧困問題や親世代の資質の問題等多岐にわたると考えられる。

家族とは人間の体で例えるなら、一個の細胞である。その細胞が壊れていけば最後にはその人間も生きていけなくなり、大げさに言えば日本全体が成り立たなくなる。

家族の絆、、日本全体が抱えている諸問題と比べたら小さな事柄かもしれないが、このような小さな問題から少しずつ良くしていかなければ、希望にあふれた世の中はやってこないと私は思う

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