南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が初めて発令され、日本全国不安な状況で暮らしている。
フィリピンプレートがユーラシアプレートに潜り込んでいきその境界で約100~150年周期で巨大地震が発生し甚大な被害が出るという。
被害に備えることは大事だとは思いますが、まだ起こりもしてないことに過度に怯えるのはいかがなものかと思います。自然現象、特に地震に関してはいろいろ研究がなされているが、まだ予知する段階には至っていないないのだろう。それが証拠に各メディアに出ている地震学者の誰一人、いつ頃どれくらいの規模の地震が起こるとは答えていない。
100年周期説に異論を唱える学者もいるが、そういう人の意見を取り上げるメディアも少ない。普段は知ることの権利、表現の自由と声高に叫ぶマスコミがここぞというときに、非難を恐れ無難な意見で終わってしまう。
巨大地震も怖いが最近の平和主義的な風潮も私はかなり怖い、昔が全てよかったとわ言わないがもっと喧々諤々といろんな意見がとびかっていました。
昔ガリレオは天動説が主流だった時に、地動説をとなえ迫害を受け「それでも地球は回る」といった、当時は彼が何を言っても耳を貸すものなど、どこにもいなかったのであろう。
私は経験していないが太平洋戦争も、今ではアメリカに軍事力で勝てるとは誰も思わないが、当時は勝てるとと思わされていたはずだ。
災害が起こった後で大事なのは、後の対応だと思います。今年1月1日に発生した能登半島地震、半年以上たっているのに、壊れた建物の解体すら進んでない状況で現地を視察した岸田総理は、和倉温泉が復興したのちには、最大7割引きの復興旅行支援を考えていると発表した。
この的外れな言動に石川県知事が異議を唱えた。当然である、まだ復興どころか復旧もできていないのに観光業のみを支える支援策を唱えても被災者の心には響かないだろう。
今の日本は地方は見捨てられると思っていたほうがよさそうだ。東京に台風が来る、雪が降るとなると各メディアは異常なほど報道を行う、まだ被害もでていないのに!
それに引き換え台湾で先日おっこた花蓮大地震の台湾政府の対応の素早さ、倒壊したビルの撤去が地震発生の2,3日後には完了していた。花蓮も台湾では地方である。政府の本気度がこれほど違うのかと驚きました、日本も見習わなければいけないと思う。
かんりょう
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