ロサンゼルスオリンピックで、正式種目となるクリケットは,日本では余り馴染みはありませんが世界ではサッカーに次ぎ、競技人口の多いスポーツです。これから人気の出るスポーツですので、今から概略を知っておくことは大事だと思います。
クリケットとは
クリケットの歴史
クリケットの歴史は古く13世紀のイギリスに始まり、17世紀にはイギリス全土で広まり、18世紀にはイギリスの国民的スポーツとして確立され、植民地の拡大とともに、インド、オーストラリア、南アフリカなどに広がった。
日本には明治維新ごろイギリス海軍によって伝えられた。
クリケットのルール
- チーム構成;クリケットは1チーム11人で構成されます。
- 試合の流れ;コイントスで先攻・後攻を決め、先攻チームがバッティング(攻撃)、後攻チームがフィールド(守備)を行います。試合は通常2イニングで構成され、各チームがバッティングとフィールドを交代します。
- 攻守交代;攻撃チームが、10人アウトになると攻守交代となります。
- 攻撃側(バッティング)
バッツマン;2人で行う。一人のバッツマンはボウラー(投手)が投げるボール打ち、もう一人のバッツマンとピッチのヴィケット(3本の棒)の間を往復する。一回ヴィケットに達すると1点入る、打ったボールが360度の境界線に、ゴロで超えると4点、ノーバウンドで超えると6点加算される。 - 守備側(フィールド)
ボウラー(投手)はヴィケットを狙ってボールを投げバッツマンをアウトにします。6球でもう一人バッツマンと交代します。
残り9人のフィルダーはノーバウンドでボールをキャッチしたり、ヴィケットに当てたりして、バッツマンをアウトにします。 - アウトの種類
ボウルド;ボウラーの投球がヴィケットに当たる。
キャッチアウト;バッツマンが打ったボールをノーバウンドでキャッチする。
ランアウト;バッツマンが走っている間にヴィケットが倒される。
クリケットの日本での現状
日本におけるクリケットの競技人口は約4000人で、若年層を中心に増加しており、関東、東北、関西地方でも(クリケットによる街づくり)が進められており、日本クリケット協会ではプロ化を見据えて活動されています。
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