ガソリン価格が一日で30円近く上がった。
もちろん、イランによる、ホルムズ海峡の実質的閉鎖と、円安による影響なのだろうが、どうして、こんなに早く価格が高騰するのがよくわからない。

日本の元売り(ENEOSなど)は、中東で船に積み込まれた時点の価格(FOB) を基準に卸値を決めるらしいが、それがすぐに末端のガソリンスタンドで値上げになるのだろうか?
もちろん、ガソリンスタンドでは、地下に蓄えているガソリンの量だけが、値上げ前の価格であり、それが無くなれば、価格が上がるのは理解できるが、元売りは値上げ前の在庫を全くもっていないのだろうか?
政府は、1L当たり170円位に落ち着かせるために、石油元売り(ENEOS・出光・コスモなど)に補助金を出すというが、これも戦争が長引けばいつまで続けられるかわからない。
3月16日から石油備蓄(国家備蓄+民間備蓄)を順次放出し、供給不足の不安と投機的買占めを防ごうとしているが、これも即効性があるとは思えない
原油だけでなく、LNG(液化天然ガス)の高騰がすでに始まっている、日本はオーストラリアから輸入しているから、中東の戦争で影響はないと、されていたが中東から輸入していた国がオーストラリアに殺到し、円安の日本では、それらの国に価格競争で負けてしまう。
ガソリン・LNGの高騰により、電気代・ガス代・物流コスト・食品価格と波及していき、戦争が長引けば、長引くほど日本の経済にダメージを与えていく悪いシナリオしか思い浮かばない。
そしてアメリカ大統領トランプがこの戦争を早期に終わらせる能力があるとは思えない。ロシア・ウクライナ問題、イスラエル・ガザの紛争に彼が仲裁に入っても何一つ解決されていない。
それどころか、今回は世界中の国が、彼が起こした戦争に巻き込まれてゆくような気がしてならない
先の太平洋戦争も、開戦の最大要因は石油危機であった、石油危機が食糧危機をを引き起こし、それらを他国に求め、侵略していったのである、今の状態は、当時と共通点が多い。
過去の歴史に学ぶと、戦争や革命は食糧危機が発端になっている、今回のエネルギー危機が世界を巻き込み,第三次世界大戦にならないように、一刻も早い戦争の解決をアメリカ・イランに求めるしか方法がない。

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