イスラム教?

今回の中東紛争で、自分のイスラム教に対する基礎知識がないことに気づき、調べてみる事にした。

イスラム教の始まりは、7世紀初頭アラビア半島のメッカでムハンマド(預言者)が啓示を受けてはじまる。
聖典:コーラン・神の言葉そのもの
   ハディース・預言者ムハンマドの言行録
信者:ムスリム・神に帰依するものと呼ばれる

生活ルール
食事:豚肉・アルコールは禁止・許される食品はハラールと呼ばれる。
服装:女性は肌を隠す服装(ヒジャーブなど)
偶像崇拝の禁止:神やムハンマドの絵・像を作ることは厳しく禁じてる。

宗派の違い:スンニ派・シーア派
スンニ派:(多数派)全世界のイスラム人口の約90%を占め、サウジ、エジプト、インドネシア、トルコに多い。

ムハンマドの死後、共同体の合議で選ばれた人物が後継者とみなされる。

シーア派:(少数派)全世界のイスラム人口の10~15%を占め、イラン、イラク、レバノン、バーレーンに多い。

ムハンマドの血縁者のみが正当な後継者としている。

中東紛争の大きな原因は、スンニ派サウジVSシーア派イランの覇権争いだが、宗教教義の争いではなくて、石油利権・地域覇権・安全保障という国家戦略の争いである。イエメン・シリア・イラク・レバノンの紛争はすべて宗派による代理戦争であることが、問題を複雑にしている。

イスラム経済圏の躍進

1)ハラール市場:ハラール(イスラム教で許されたもの)は食品のみでなく、医薬品・化粧品・ファション・旅行・メディア等に及び、2028年には500兆円規模の産業になるといわれている。特筆すべきは、イスラム人口の規模である、20億のムスリムだけでも大変な市場規模であるが、2030年までに、5億4千万人以上の若者が、世界の労働市場、消費市場に流れてくると言われている、これらの若者が、ハラール市場の需要を増大させるとされている。

2)イスラム金融

イスラム金融は、イスラム法に基づいて運営される金融で、利子の禁止や、不動産、設備、商品など実物資産を伴う金融取引が基本となっている。2024年時点での総資本額は約3.88兆ドルに達している。今後ムスリム人口の増加とともに発展していくことが予想される。

3宗教の地域的分布
・キリスト教:(24~25億人)世界に最も広く分布。特にアフリカ・中南米が中心
・イスラム教: (約20~21億人)中東発だが、・南アジア(インド・パキスタン・バングラディシュ)中東・北アフリカ(サウジ・イラン・イラク・エジプトなど)東南アジア(インドネシア)は世界最大のイスラム国家に分布している。
・ユダヤ教:(約1500万人)イスラエル(約700万人)・アメリカ(約600万人)・ヨーロッパ(約100万人)となっている。

以上の基本を理解したうえで、イスラム教や中東各地に起こっている問題を見ていかないと、複雑なイスラム世界に起こっている多くの問題は理解できないと思われる。



 


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