アメリカの大統領選は、トランプ氏の圧勝により幕を閉じた。
今回のの選挙戦を見ていて、私が特に感じたのは、トランプ、ハリス両陣営とも相手への個人的な
攻撃が多く、政策論争が少ないように思えた。
トランプ以前の大統領選は、これほど相手を攻撃することはなっかたし、相手に対するリスペクトがあったように思われます。ましてや結果判明後に負けたほうが、暴力沙汰を起こすのではないかという恐れを多くの国民がもっていたとは驚きである。
民主主義国家の基本である、選挙を通じて代表者を選び、その代表者が国民に代わって政治を行うという、デモクラシーの基本である選挙結果に従わないら、これはもう民主主義国家と言わず、独裁国家である。
私の知っているアメリカは、軍事独裁国家であった日本を戦後、民主主義国家に導いてくれた国である
自由にものが言える、自由に職業の選択ができる世の中も、アメリカによってもたらされたものである
対立する意見を認めず、暴力で対抗しようするなら、そこに自由も平等もない。
世界の警察として、各国の紛争に目を光らせていたアメリカの姿は今はない。
日本のメディアも、トランプ就任後の、日本に及ぼす経済的な影響に関する話題が、ほとんどで、ウクライナやイスラエルの国際紛争問題に関する影響の話題は少ないように思われる。
懸念すべきは、超大国のアメリカで、自由と平等を重んじる民主主義が失われていき、敵対する相手の意見は一切認めないと風潮が広がっていき、日本もその影響を受けていくことであり、いくら経済的に発展しようが、そこに夢と希望のある日常は存在しないのである。
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