毎年この季節になると、亡くなった家族、友人、お世話になった人達のことを思い出して、手をあわせる。

70歳を超える年まで生きていると、多くの別れに遭遇するものなんだなと、改めて感じてしまう。
父親は20年前に、母親は10年前に他界している。父は温厚で人当たりが良く、あの時代の人にしては服装もオシャレな人であった。仕事一筋で家族を大事にする人だったが、体はあまり丈夫ではなく、私の記憶の中でも入院してベッドに横たわっている姿が多い。そして最後は膵臓癌でこの世を去った。
母親は病気がちの父に代わり、農業もやり、他にもいくつかの仕事をこなし、私たち兄弟を育ててくれた働き者の女性でしたが、負けん気がつよく、頑固者でしたので、私はよく衝突したのを覚えています。
母は晩年、痴呆症を患い、子供の顔も認識できなくなり、施設で最期を迎えました。
友人は、高校時代の仲の良かった友人二人も、40代で一人、60代で一人私より先に行ってしまった。親友と言える人たちだった。よくお互いの家を行き来したり。大学の休みの時は、北海道や四国に、車で旅行したりした。学生だったから楽しい思いでしか残っていない。
私もいずれ、向こうの世界に行ったら、また3人で楽しい時を過ごしたいものだと思っています。
仕事をするようになってからは、不思議と上の人に可愛がってもらった、直属の上司には、性格が偏っていたせいか、あまり好かれなかったが、いろいろと指導してもらい、お世話になった方々も,すでに他界されてしまっている。
仕事関係で知り合った人で、お互い仕事を辞めた後も、付き合いを続けていた人が最近亡くなった
コロナが流行していた時に、血液の癌を発症され入退院を繰り返されていたので、お見舞いにも行けず、奥様から亡くなられたと電話をいただいたとき、一週間前に電話で話すことができ、容態は安定していると聞いていたので、信じられず、言葉を失ってしまった……
この方は、私より10歳年上で、長年営業で優秀な成績をおさめていた人で、知識も知恵も兼ね備えていた方でした。
そして何より暖かった。私が仕事に恵まれず精神的にまいっていた時、いずれチャンスが来るから今は耐え忍んで、その時に備えなさいと心に刺さるアドバイスをいただき、その後、私は幸いにもチャンスを捕まえることができた。こんな何の取り柄もない私が、今日までやってこられたのは彼のおかげだったと、今でも感謝している。
彼が亡くなった後、公園を夕暮れ時に散歩していた時、急に,今まで感じたことのない淋しさが込み上げてきた。逢って話がしたいと…………..
私の人生に、豊かさを与え、勇気をいただいた方々の冥福を祈るばかりである。
合掌
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